1年越しのレポ


引越し前に蔵出しアップしようと思ってエントリーしたら何の手違いか消えてしまってふてくされて結局1年眠ってましたあらしコンレポ。去年前編をアップしてからすっかり放置になってた続きの後編です。今年のレポじゃありません。yrinは何度か催促をしてくれてて、今年のあらしコンまでにはと思ってたのに間に合わず・・・言い訳としてはうちのVAIOちゃんのご機嫌がずっと悪く、私のアカウントでログインできなくてレポデータが取り出せなかったのだ。今日ログインしてみたらフリーズせずに中に入れたので今しかない!と重い腰を上げました。改めて読んでみてよくこんだけつらつら書いたなと自分で自分に感心。二度とこんなの書けないわ。筆不精の私にこんだけ書かせたこのライブはやっぱりすごかったんだなと思った。そんなわけで無駄に長いです。何事もなかったように後編スタート!


あらしっく/'06.8.20 名古屋レインボーホール(18:00) 後編
 

★大宮SK

ハリウッドの腹芸がシュールすぎる(硫黄島の人と同一人物と思えない)おーちゃんの腹筋がきれい!「卵、うずら、をかき混ぜる音を腹で再現」ってこれ完全なる深夜ネタ。その後、千年メドレー始まっちゃいました。大宮SKルックでやっちゃう二人に乾杯!(振りはあくまで完璧なのが大宮クオリティ)おーちゃんの千年、感慨深いなぁー(しみじみ)
そしてじらしじらしに「秘密」を披露!どこの会場でも歌ってくれていると思ってたら違っていたのですね!(某ニッキ参照)ちなみに隣のyrin、じらされるたびに「あぁー!」「もうーっ!」とお手本のような悶えリアクションしておりました。

★うらあらし

・先輩のバックについたときの失敗談

先輩の話=ブイコンとカミコンの話しか出てこない嵐ちゃん。ラブいよ!

・健ソロに出なきゃいけないのに楽屋で爆睡していたまつもと様。その頃、雪だるまの着ぐるみかぶってたあいばちゃん。
・ファンの子にボールを投げる、に初めて参加させてもらってうきうきのあいばちゃん。でも勢い余って真下にバウンドし、一番前の女の子に直撃。そそくさとはける。

この時の健ソロは「雪が降ってきた」、その頃のカミコンといえば狂ったように参戦してましたわよ私・・・嗚呼懐かしい。yrinの話によると、爆睡してしまった潤くん(当時)、後から健ちゃんに謝りに行き、そしたら何のお咎めもなく許してもらえたんだとか。嗚呼健ちゃん・・・!


・自分がいい女になったら言ってみたい台詞(順不同)
あいばちゃん→しょーちゃん相手に、告白されたら「友達のままで」

フラれてるのにノリノリになったしょーちゃん→(あいばちゃんの事を「まーちゃん」呼びしてましたけどもそのラブい呼び方は何!?)そのまーちゃん相手に唇尖らせて目を閉じてチュー待ち(セリフ無し!)(ただ単に今、自分がしたいことしただけなのでは・・・!?)

にの→くどき役のおーちゃん相手に、「今から家に弟(嘘)が来るから」

まつもと様→同じくくどき役のおーちゃん(エロ上司風)相手に、「(その気にさせといてから)お前なんか相手にしねーよ!」

トリはおーちゃん→始まる前に数秒目を閉じ役に入る。

そして「さとこ」降臨!

会社を辞める事を先輩女子社員(おーちゃん)に告げ、独立して起業しようと思っているから先輩も一緒にやりませんかと誘う後輩リーマンにのみやくん(細かすぎる設定。そしてナツラルに入ってるにの)、そしてものそいモテオーラを放つさとこ!目がくりくりのキラキラでさっきまでのキモ上司のオッサンと同一人物とは思えず、この豹変ぶりに会場騒然。メンバー大盛り上がり。まつもと様ガン見!そして私壊れる。あまりの可愛さに「ギャー!可愛い可愛い!」と可愛い連発。隣のyrinも私の左肩をバシバシ叩いて大喜び。なんだあれ。アゴヒゲ消えてましたが?イッツさとこマジック!ちなみに肝心のセリフは


ダ・メ(耳元で囁き)」

にの崩れ落ちてました。さとこの破壊力、マジハンパない。


★Cool&Soul〜I Want Somebady

記者会見映像から仕事についてそれぞれメンバーが語り、

「心して聴いてほしい」

記者会見セットそのまま舞台に現れてCool&Soul

色々と物議を醸していたこの歌のリリックだけど、誰かを意識しているようにも聞こえるし、(もしそうだとしたら、彼らなりの何らかの意志があるんだろうし意味もなくdisるほど彼らダサくないし、そもそもdisるという行為はまったくクールだと思わないんだけど)純粋に、こちら側に伝えたい想いも感じ取れるからこれは聞き取り手の受け取り方次第だしオーディエンスがゴチャゴチャ言うことでもないのかなと。まつもと様が以前雑誌で、「これからの嵐」というお話をされてたけどまさにそれを象徴するようなパフォーマンス。

そしてさくらいさんのラップに対する熱すぎる想い。曲の持つ熱さをそのまま熱く表現しちゃったら熱すぎて火傷しちゃうよ!自分がラップをJ界に持ち込んだパイオニアであるという自負が強い人なんだろうなぁと思う。上に行きたい!っていう上昇志向と焦りが見え隠れしているように見えて、もう少し肩の力を抜いたらいいのになーもったいないなーって感じた。そしてにのとまつもと様のあくまでクールなパフォーマンスに釘付け。末っ子が一番この歌詞を解釈して自分のものにしてたと思う。ニノの達観した歌いっぷりは本当にかっこよくて、まつもと様のサングラス姿、机に足を乗せる姿、そしてサングラスを外す絶妙なタイミングといったらもうぅ!顔の半分がサングラスなんて似合う日本人もそういないよ!あとあの豹柄のロングコート!これがまたよくお似合いで!ライブ数日前にドルガバに豹柄ロングコートが飾ってあったのを見た時は、こんなの着こなせる日本人なんていねぇーーーと思ってたけど、ここにいたよー!ユー今すぐ買い取っちゃいなYO!曲の盛り上がりと共に記者会見の机から舞台に移る場面、そしてムービングステも動き出した様は5人のパワーと勢い余って飛び出してくる躍動感があって、思わずぎゃー!かっこいいー!って奇声を発しそうになったけど抑えて一呼吸置いてyrinに「かっこいいねー」と言いました。ステージに躍り出た時のまつもと様がこれまたかっこよすぎて、スポットライトが後光に見えたYO!!(だんだん魔王様信仰が深くなってまいりましたYO・・・)そしてそこからI Want Somebadyへの流れにはしびれた!この曲、まつもと様のボーカルも目立ってるし歌ってるお姿がまた素敵で・・・!いい具合に80年代調サウンドもツボ。ボキャブラリーが貧困すぎていかに素敵だったかを文章に現せないのが口惜しい。毎回思うけど、キメ曲の嵐における5人揃った時の攻めのオーラとキレキレのダンス、大好きだなぁ。

★Yes? No?
ムービングの上で歌い踊る姿が生き生きしてて、飛び散る汗もきらきらしてて、5人が本当に笑顔でいい顔してお客さんと盛り上がる姿にライブの臨場感をビシバシ感じて、それに見惚れて感動していたらじわじわーと涙腺緩んで気付いたらちょっと泣いてたよ・・・(私の気持ち悪さもいよいよクライマックスだよ・・・)この曲はヲタの涙腺を緩ませる力があると思う。私は歌って踊る、というパフォーマンスを見るのが大好きで、ライブではそれをガッツリ魅せてほしい!といつも思っているけど、その欲求がこれでもかーというくらい満たされてた。メインステが遠くてもムービングなら向こうからステージごと来てくれてしかも踊ってる彼らが目の前に現れて真横を通りすぎていくという普通のステージ以上の臨場感!ムービング考案したまつもと様ってつくづく天才。そしてスケスケムービングステージは間違いなく究極ドSの考案物。いつか上から蔑まれたい・・・!(すっかり下僕化)

★アゲアゲソング
五里霧中に感謝カンゲキにピカダボにA・RA・SHIにとにかく怒涛の嵐。そして極めつけはファイティングソング。嵐メンで作った、というこの曲を聴くのをすごく楽しみにしていたのだけどオイ!オイ!拳!タテノリ!まさにライブ!飛び跳ねるメンバー、私たちも浴衣姿であるということをすっかり忘れ飛ぶ跳ねる!浴衣に下駄でもけっこういけることが判明。嵐ってきっちりアイドル業をこなしてるけどこういう若さ爆発系の嵐の音楽性もまた好きだなぁ。本人達がやりたい事が素直に表現されている感じがすごくよかった。
ここ3年連続で嵐コンに参戦しているけれど毎回感じるのがお客さんとの一体感。コールアンドレスポンスはジャニイチなんじゃないかと。(コールアンドレスポンスフェチ隊長の教育の賜物ですね)この空気感は嵐ならではのカラーだなといつも感じてて、本人もお客さんも楽しんでいるその渦に飲まれる感じが好き。今回は今までの中で一番それを感じる事が出来て本当に楽しかった!

ピカダボはオレ的嵐の好きソングベスト3に入るマイ名曲。SPINさん森本さんのコンビって青春ソング作らせたら本気で天才だと思うのですが。途中下車とかハルカナとか!5人の歌声は青春ソングに本当合うね。他の誰にもない青春の匂いがあるの。


★ムラサキ
今回のまつもと様のお召し物は全編を通してムラサキで統一。パンフもムラサキだったしキャラカラーはムラサキでFA?ライブ中に松本様ムラサキだなぁーと思ってて、ライブ終わった後、ふと自分の姿を見たら全身む・ら・さ・き!ひぃ!無意識!私の浴衣、薄いラベンダー。柄はピンクやムラサキの花柄で、帯下駄巾着に至るまですべてムラサキのグラデで統一。頭につけたお花も浴衣に合わせて白とムラサキ。そして手にはまつもと様のうちわ・・・。これじゃあ随分気合いの入ったまつもと担・・・。自分のムラサキっぷりにびっくりした。何この偶然。下僕になることがわかっていたような必然! yrin同様、私も関白宣言ならぬ下僕宣言を歌うべきでしょうか。


★あとがき

大興奮のうちに幕を閉じた嵐コン。その後しばらくどっぷり余韻まで残してくれた感動とエキサイトをありがとう。嵐が事務所担に愛される理由が改めてわかったよ。ヲタの心わしづかみだね。ヲタに何を求められてどうしたら喜んでもらえるかというのをすごく理解していて、それが自分達が表現したいものとバランスよく調和してる感じ。デビュコンを横浜で見て以来、名古屋での嵐しか見ていないので他の場所がどうなのかというのはわからないし名古屋の嵐コンはおとなしいという話も聞くけれどそれでも今回メンバーもお客さんも本当に楽しそうで私もものそい楽しくて、確かな手ごたえと満足感を得ることが出来たので、これがすべて。それでよい!