よォ〜そろォ〜
- 作者: 浅田次郎
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yrin父からうちのママンにといただき、あんどうみきてぃの踊るシェエラザードとこの曲が好きな私もタイトル的にちょっと気になったので昨日夜〜夜中に一気に読ませていただきますた。泣けるよ、と言われると構えて見ちゃってなかなか泣けないもんだけど、
泣 け た YO!
あらすじを要約すると(以下あまぞんからのパクリ文章)
昭和20年に台湾沖でアメリカ海軍の攻撃により沈んだ弥勒丸を巡る謎を追っていく物語。その弥勒丸とは、アメリカ航路に就く予定だった当事世界最高の性能を誇る豪華客船だった。戦争のため徴用され一度も乗客を乗せないまま、ジュネーヴ条約によって安全が保障された病院船として使われていた。その弥勒丸は、魚雷4発で撃沈された。弥勒丸を引き上げたいと申し出る謎の人物が現れ、運命の糸に導かれた人間が引き寄せられてゆく。昭和20年と現代が同時に進行してゆく構成がとられていて、スリリングに物語が進行する。
これは男のロマンとか歴史とか好きなら絶対泣くね。しかも実話を元にしているというところもポイントが高くどきどきわくわくしながら読めますた。途中、ラブロマンス要素も含まれててあとがき読んだら浅田先生が「あまりに悲劇な話だから、歯の浮くようなラブロマンスがないと悲劇が中和できない」っておっしゃってたけど、オレとしちゃあむしろいらねぇ(きっぱり)逆に恋愛話で話がそれている感じがしたのでとことん船と男のロマンに迫ってってくれてよかったのにーと思うところです。ちょっと長くて重いから一気読みは疲れましたが。タイタニックとはまた全然違う悲劇の沈没船のお話。面白かったとお伝えくださいー。今、ママンが読んでおります。>yrin
ちなみに千夜一夜物語とは何の関係もなく、ストーリーの中で常にBGMとしてこの曲が存在している、という感じです。これ聴きながら読みたかったなー。あとシンガポールに行きたくなった。9年前に一度行ってるけど何も考えていないのんきな観光客だったので。今行けばもっと面白い気がする。
OGTー94 リムスキーコルサコフ 交響組曲「シェエラザード」作品35 (Edition Peters miniature scores)
- 作者: リムスキー=コルサコフ
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映像化されてんのね!見たいような怖いような・・・